特定非営利活動(NPO)法人全国もったいない市場は食品衛生上、問題の無い廃棄食品の再販売によって日本の食品ロスの低減を目指し、活動しております。

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皆さまは食品の「賞味期限切れ」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
『食べられるんだろうけど、おなかを壊すんじゃないかな?』
なんとなくそのようなイメージがあるのではないでしょうか。

「賞味期限」や「消費期限」について、一度学んでみましょう。

食品の期限表示について

農林水産省のサイトには、次のように記載されています。

全ての加工食品には、賞味期限又は消費期限のどちらかの期限表示が表示されています。(一部の食品を除く)

期限表示は、開封前の期限が表示されていますので、一度開封した食品は、表示されている期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう。

このため、開封後の商品の日持ちについては、消費者の皆様が自ら判断する必要がありますので注意してください。

出典:http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/kigen.html

ほぼ全ての加工食品には賞味期限・消費期限のいずれかの
期限の表示がされています

賞味期限は「おいしく食べることができる期限」
消費期限は「期限を過ぎたら食べない方が良い年月日」

こちらも、
それぞれどのように定義されているか記載されていましたので
見てみましょう。

賞味期限

定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。

出典:http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/kigen.html

消費期限

定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。

出典:http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/kigen.html
出典:http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/kigen.html

注目したいのは、賞味期限に記載のある、「ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保時されていることがあるものとする」という点です。

これは賞味期限の説明で繰り返し表現される「期限が過ぎてもすぐに食べられないということではありません」
ということになってくることと言えます。

賞味期限が切れている食品を、安易に廃棄せず、
匂いや見た目、触った感触など、自分の五感を頼りに
食べられるものは食べるのが食品ロスを減らすのに大切なことがわかります。

About

巷では、賞味期限の近い商品は廃棄、または格安で販売されることが多く、
賞味期限が切れてしまったものは全て廃棄されることが一般的です。

賞味期限切れ、もしくは賞味期限が近い商品を販売すること自体は
禁止されていることなのか、学んでいきましょう。

期限切れ食品の販売について

消費者庁のサイトには、
次のように記載されています。

Q29-1
表示された期限を過ぎた食品を販売してもよいのですか。(食衛法)

食品等の販売が禁止されるのは、当該食品等が食品衛生法上の問題がある場合、具体的には食品衛生法第6~10条、第19条等に違反している場合ですので、仮に表示された期限を過ぎたとしても、当該食品が衛生上の危害を及ぼすおそれのないものであればこれを販売することが食品衛生法により一律に禁止されているとはいえません。しかしながら食品衛生を確保するためには、消費期限又は賞味期限のそれぞれの趣旨を踏まえた取扱いが必要です。
まず、消費期限については、この期限を過ぎた食品については飲食に供することを避けるべき性格のものであり、これを販売することは厳に慎むべきものです。
また、賞味期限については、期限を過ぎたからといって直ちに食品衛生上問題が生じるものではありませんが、期限内に販売することが望まれます。

(参考)○食品衛生法施行規則等の一部改正について

平成7年2月17日 衛食第31号
各都道府県知事・各政令市市長・各特別区区長宛
厚生省生活衛生局長通知

第3運用上の注意
3その他
(2)消費期限を表示する食品等にあっては、消費期限を過ぎた場合、衛生上の危害が発生するおそれもあることから、消費期限を過ぎた食品等の販売を厳に慎むよう営業者を指導すること。

出典:http://www.caa.go.jp/foods/qa/kyoutsuu02_qa.html#a29-1

消費期限は「期限が過ぎたら食べない方がよい期限」ですから、これを販売することは安全上、問題があるとみなされ、指導対象となります。

賞味期限は「おいしく食べられる期限」ですのでこの期限をもって安全上の問題が発生する、というものではないため、販売においては期限内の販売が推奨されている、というものになります。

賞味期限、消費期限どちらも
期限が切れていることでの販売が、食品衛生法上の違反にあたるものではなく、
食品が衛生上の危害を及ぼすかどうかが大切であり、
それを鑑みると、消費期限切れの食品の販売は慎むべきものですが、
賞味期限においては切れた日数や販売者の保存状態によっても
左右され、
問題ない場合も多い、ということになります。

Summary

世界的な食品ロスの増加や国内におけるルールを踏まえた上で、
私たちは「食べられる状態であるが、廃棄される食品」をきちんと見定め、
今一度消費者の手元に届けるように流通させることを目指しております。

これは、賞味期限に対する一般消費者の印象から、
期限が近くなった商品の販売は困難であり、
廃棄することが最も安全であるという考え方を
否定するものでありません。

ただ、日本国内においての(もったいない)の現状を
少しでも改善できるように取り組んでいければと思っております。